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こんにちはママミーです。
暑い日が多くなると気になってくるのが「赤ちゃんの熱中症」。
まだ体温調節がうまくできない赤ちゃんにとって、暑さはとても大きな負担になります。
「涼しくしていたはずなのに、ぐったりしていて心配…」「お散歩はいつの時間帯なら安全？」そんな不安の声をたくさん耳にします。
今回は、赤ちゃんの熱中症の基本や気づきやすいサイン、よくある疑問を助産師目線でわかりやすくまとめました。
夏を安心して過ごすために、今のうちに一緒に学んでおきましょう。
目次
熱中症とは
赤ちゃんとの夏のお出かけ、少しでも涼しい時間を選んで…と気をつけているママも多いですよね。
でも、それでも不安になるのが「熱中症」。
特に赤ちゃんは大人よりも体温調節が苦手で、汗もかきやすく、ちょっとした環境の変化でも体に負担がかかってしまいます。
そもそも熱中症とは、気温や湿度が高い環境に長時間いることで、体の中の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温がうまく下がらなくなったりして起こる体調不良のことです。
重くなると命に関わることもあるから、特に注意が必要だよ。
室内でも起こることがある熱中症。
日差しが当たっていなくても、風がなく湿度が高いと体の熱がこもってしまい、体温が上がりすぎてしまうことがあります。
だからこそ「涼しくしているつもりでも熱中症になるかも」という意識が大切です。
赤ちゃんが熱中症になるとどうなる？
赤ちゃんが熱中症になってしまったとき、症状はとても些細な変化から始まることがあります。
熱中症のサイン
- なんとなく元気がない
- ミルクやおっぱいの飲みが悪い
- 顔が赤く、体が熱い
- 汗を異常にかいている or 逆に汗が出ていない
- 呼吸が浅く、早くなる
- おしっこの回数が減っている
これらは、赤ちゃんからの「しんどいよ」のサイン。
いつもとちょっと違うな、と感じたときは迷わず涼しい場所へ移動して、服をゆるめたり水分を少しずつ与えたりしてみてください。
症状が進んでくると、ぐったりして反応が鈍くなったり、吐いてしまったり、熱が出てくることも。
こうなると早めの受診が必要です。
特に意識がぼんやりしていたり、泣き声が弱々しく感じたりする場合はすぐに医療機関へ連絡しましょう。
赤ちゃんの熱中症Q&A
ここからは、ママたちからよく聞かれる「熱中症」にまつわる疑問に、助産師の視点でお答えしていきます。
Q1：家の中でも熱中症になりますか？
A：はい、なります。
特に気をつけたいのが風通しが悪く、湿度が高いお部屋。
エアコンをつけずに扇風機だけで過ごしていたり、締め切った室内でお昼寝しているときなども危険です。
室温は26〜28度、湿度は50〜60%を目安に、赤ちゃんの様子を見ながら調整してみてくださいね。
温度計・湿度計を使って、寝室の環境を「見える化」するのもおすすめだよ！
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Q2：外出のとき、何時ごろなら大丈夫？
A：午前中の早い時間（7～10時ごろ）や、夕方16時以降が比較的涼しくて安心です。
日陰でもアスファルトの照り返しで赤ちゃんの顔の近くがとても熱くなることがあるので注意が必要です。
こまめに休憩しながら、できれば短時間のお出かけを意識してね！
Q3：水分補給は母乳やミルクだけで大丈夫？
A：生後6か月未満で母乳やミルクしか飲んでいない赤ちゃんは、それだけでOKです。
ただし、いつもより汗をたくさんかいていたり、ぐずることが増えた場合は授乳回数を少し増やしてみてくださいね。
離乳食が始まっている子は、白湯や麦茶なども取り入れて、水分をこまめにとるようにしましょう。
Q4：赤ちゃんにイオン飲料は飲ませていいの？
A：基本的には、赤ちゃんにイオン飲料を与える必要はありません。
母乳やミルクで水分や電解質はしっかり補えるので、元気があり普段通りに飲めていれば心配はいりません。
ただし、離乳食が始まっている生後6か月以降の赤ちゃんで、発熱や下痢、汗をたくさんかいた日などに、食事も母乳・ミルクもほとんどとれないようなときには、一時的に赤ちゃん専用のイオン飲料を使うのはOKです。
「赤ちゃん用」と記載されたものを選んでね！
大人用や子ども用のスポーツドリンクは糖分や塩分が多すぎて、かえって負担になることもあります。
また、与える際はスプーンやマグで少量ずつ、赤ちゃんの様子を見ながらにしましょう。
Q5：熱中症かもと思ったら、どうしたらいい？
A：まずは涼しい場所に移動し、衣服を緩めて体を冷やしてあげましょう。
保冷剤をガーゼやタオルでくるんで、首、脇の下、太もものつけ根などを冷やすのがおすすめです。
水分が飲めるようなら、少しずつ与えてください。
ぐったりしている、吐いてしまった、水分がとれないなどの場合は迷わず医療機関へ連絡を。
自分を責めず、赤ちゃんの様子をしっかり見て、冷静に対応しよう！
Q6：暑さ対策グッズって、どんなものがあると便利？
A：赤ちゃんとの夏のお出かけや移動時に活躍するのが、「保冷グッズ」です。
たとえば、
- ベビーカーやチャイルドシートの背中のムレを防ぐ保冷シート
- 抱っこひもに取り付けられる保冷パッド
- お昼寝中にも使える冷感まくら
などがありますが、「全部そろえるのは大変…」と感じるママも多いはず。
そんなときにおすすめなのが、1つで4WAYに使える《ひんやり保冷シート》。
抱っこひも、ベビーカー、チャイルドシート、さらには枕としても使えるから、シーンごとに買い足さなくてもOK！
くり返し使える保冷剤付きで、デザインもかわいくて実用的◎
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Q7：アイスリングは赤ちゃんでも使える？
A：市販のネッククーラー（アイスリング）は便利に見えますが、多くのメーカーで対象年齢は“3歳以上”とされていて、赤ちゃんには冷たすぎたり重すぎたりすることがあるため注意が必要です。
特に首まわりは皮膚が薄くて敏感なので、冷やしすぎると逆に体調を崩してしまうことも。
とはいえ、赤ちゃん専用に作られた冷却グッズであれば安心して使えます。
たとえば、《DORACOの汗取りジェル＆保冷パッド》は、赤ちゃんの首元をやさしく冷やせる保冷剤入りパッド。
保冷剤は取り外して使えるから、汗取りパッドとして年中使えるのもうれしいポイント！
＼タオル素材で肌あたりもやさしく、お出かけ時の暑さ対策にぴったり◎／
Q8：寝ている間の暑さ対策はどうしたらいい？
A：赤ちゃんは寝ている間も体温調節がうまくできないため、背中に汗をかいて不快になって泣いてしまったり、寝苦しくて眠りが浅くなったりすることがあります。
まず基本としては、室温は26〜28℃、湿度は50〜60％を目安に、エアコンや扇風機を上手に使って風が直接当たらないように調整しましょう。
寝具やパジャマも「通気性・吸湿性」がポイントです。
さらに、こんなアイテムがあると安心だよ！
冷感素材、中綿入りのキルト生地でできたベビー用敷きパッドなら、エアコンと併用することで赤ちゃんが汗だくにならずに済みます。
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防水なのも嬉しいポイント♡
まとめ
赤ちゃんの熱中症は、「まさか」と思うようなタイミングでも起こることがあります。
大人が少し暑いな、と感じる程度でも、赤ちゃんにとってはすでに負担になっているかもしれません。
でも、ママが赤ちゃんの小さな変化に気づいてあげられれば、それだけで予防にも、早めの対応にもつながります。
頑張りすぎなくて大丈夫。赤ちゃんと過ごす夏を、ちょっとした工夫で快適にしていきましょうね。
