こんにちは!ママミーです。
今回は赤ちゃんの飲みムラについて紹介します。
「昨日はたくさん飲んだのに、今日は全然飲まない…」
「飲んでると思ったら、すぐに遊びだしちゃって…」
こんなお悩み、ありませんか?
特に生後3〜4ヶ月ごろになると、赤ちゃんの飲む量やペースにムラが出てくることはとてもよくあることなんです。
今回は、赤ちゃんの飲みムラの理由や、その対策を助産師の視点でわかりやすくお伝えします。
目次
飲みムラの原因は?
赤ちゃんの飲み方に毎回違いが出るのには、いくつか理由があります。

飲みムラの原因を説明するね!
お腹が空いていない
単純にお腹が空いていないことも飲みムラの原因の一つです。
この時期になると、赤ちゃんが一度に飲める量が増えて、授乳の間隔も空いてきます。
「前回から3時間だからそろそろ…」と思っても、赤ちゃん自身はまだそれほど空腹ではないこともあります。
体調や気分の変化
暑い日や眠たいとき、ちょっとお腹が張っているときなど、体調や気分によって飲むペースが変わるのもよくあること。
大人と同じで、「今日はあんまり食欲がないな」という日もあるんです。
発達による集中力の変化
特に生後3~4ヶ月ごろは、視界がはっきりしてきて、周りの音や動きに敏感になる時期。
授乳中に急にキョロキョロしたり、気が散って飲むのをやめることも。
遊び飲みが始まる時期
生後3〜4ヶ月頃から多く見られるのが「遊び飲み」。
おっぱいや哺乳瓶を口に入れてすぐに離したり、ニヤッと笑ってみたり…。
これは、赤ちゃんが“飲む”ことを遊びの一部として楽しんでいる証です。
飲みムラがあっても大丈夫?
飲んだ量が少ないと、「栄養足りてるのかな」「脱水にならないかな」と不安になりますよね。
でも、次のような様子が見られていれば、基本的には心配いりません。
- 赤ちゃんが機嫌よく過ごしている
- しっかりおしっこが出ている(6回以上/日が目安)
- 体重が増えている
1回ごとの飲んだ量ではなく、1日トータルで足りているか、数日単位で様子を見ることが大切です。
飲みムラ対策
では、少しでも飲みムラに振り回されないために、できる工夫をお伝えします。
しっかりお腹をすかせる
お腹があまり空いていないと、赤ちゃんも集中できません。授乳間隔を見直したり、「欲しがるサイン」(口をパクパクする、手を口に持っていくなど)を見逃さないようにすると、ぐっと飲みやすくなります。
静かな環境を作る
授乳中は静かな環境を整えてあげましょう。
テレビやスマホは消し、薄暗い部屋で授乳すると赤ちゃんも集中して飲んでくれます。
無理に飲ませない
嫌がったりそっぽを向いたときは、いったん中断しても大丈夫。
「今は飲まないんだね」と気持ちに余裕を持つことが、次の授乳をスムーズにするカギにもなります。
授乳のスケジュールは“目安”でOK
毎回決まった時間や量で飲ませようとすると、ママ自身が疲れてしまいます。
赤ちゃんの様子に合わせて柔軟に対応できると、飲みムラにもゆったり向き合えるようになりますよ。
まとめ
飲みムラは、ほとんどの赤ちゃんが経験する自然なこと。
飲みながらニコニコ笑ったり、急にキョロキョロしたり…。
そんな姿を見ると、「ちゃんと飲んでほしいのに…」と思うかもしれませんが、これは赤ちゃんの正常な発達でもあります。
それでも、「どうしても気になる」「体重があまり増えない」など不安があれば、助産師や小児科に遠慮なく相談してくださいね。